昨日の雨はすっかりやみ晴れている。7時に羽田に付くがロビーはすごい混雑。昨日のシステムダウンの影響なんだろうか。それにしても団体が多い。ツアーカウンターも長蛇の列。日曜出発は安いから団体も多いのか。
　今回はＪＡＳ。バスで９１番搭乗口へ。モニターテレビがないのでよく分からないが、窓から見える範囲では４機以上の飛行機がカルガモのように離陸の順番待ちをしている。やっぱり昨日飛べなかった飛行機もいるのだろう。

　12時20分。湯布院着。これが湯布院か。天気はいいけど人も多い。なんか想像をしていた所とは違うな、観光化し過ぎてしまったのだろうか。
　町中は写真を撮る気にもなれなかった。

　由布院岳はきれいに見えた。

　14時50分　黒川温泉着。ここがあの有名な黒川温泉か。谷底に家々があるように見える。木で出来た温泉手形をもらって、一目散にタクシー乗り場へと行く。タクシーは２台しかなく、一度出てしまうとなかなか戻ってこないと聞いたので、一番遠い山河の湯に行こうとしていたので、私は突進したのだ。何しろ滞在時間は2時間。効率良く3湯を回るにはどうしたらいいのか。
　 タクシーは２台有ったが運転手さんがいない。待合所でこんにちはと声をかけても人の気配がない。そうこうしているうちに人が集まって来た。すぐ後ろの人にどこに行くのですか。と聞くと山河の湯ではなかった。
　なんと目ぼけ眼で運転手さんは裏から出て来た。タクシーの一番近くにいた人が乗ろうとしたので、ここで、横は入りされてはならぬと私たちが一番です。と思わず口から出ていた。山河の湯に行くのならご一諸しましょう。というが違っていたので二人で乗って行く。

　18時50分　旅館着。バスごとに泊まる旅館が違うのだろうか、私たちのバスの人たちだけだった。
　有名な別府温泉も生き残りが大変なんだろうな。閉めてしまった旅館が目に付く。そしてこの旅館もしかり。昭和４、５０年代にはきっと繁盛していたんだろうなと感じる昔ながらのつくりの旅館。老舗の温泉地はどこも大変なんだろうか。その後の手入れは全然していないって感じ。 温泉に泊まって、このお値段のツアーの根拠が分かったような気がした。　
　夕食は団子汁のようにつける物以外はみんな冷えきっていた。そんなに大人数の団体でもないのになぁ。まあ、この値段なら仕方ないのか。温泉に入って寝られればいいや。それにしてもこの旅館一人いくらで承けているのか知りたくなってしまった。