平成14年4月29日から5月2日
四国制覇の旅。NO1

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 4月29日のコース
羽田空港--松山空港--道後温泉--八幡浜--内子--河辺村(宿泊)

 今回は、徳島と高知の制覇であり、四万十川の沈下橋、愛媛は八幡浜の友人宅を10年ぶり訪問を計画をして、四国へと入ったのです。
 天気予報では毎日雨だったのに、予報にはうち勝って、ほとんど天気は良かったです。
 出発の日のは今回も下界がよく見えました。2ヶ月しか経っていないのに、富士山の雪がとても少なくなっていました。
 四国が見えてくるとそこは曇り。しかし、今回もいつもと同じ。お日様が私たちを迎えてくれました。お天道様ありがとう。

 松山空港近くでレンタカーに乗り、そのまま道後温泉へ。9時前には道後温泉着。松山もお金さえ有れば近いものです。
 そして、朝も早いのに繁盛していますね、道後温泉。入口で何の券を買うのか悩み、620円で浴衣とお茶付きの神の湯に入ることにしたが、3階席の霊の湯にすれば両方入れたのだ。次回はそれにしよう。
 中へ入ってもいまいちシステムがわからず2人でウロウロしてしまう。まず、入口の改札口で切符を渡し、その先で駐車場の券にパンチ。どこへ行けばいいのかウロウロしながら、とにかく浴衣を貸してくれるところへ行こう。と二階に上がっていく。
 広い広い和室。直ちに、席にと言うか、かごの前に案内され、やっと説明を聞くことが出来た。この休憩所は男子はここで浴衣に着替えて風呂場に行くのです。女性も休憩室から直接脱衣場に行ける階段が有るのです。なかなか考えた構造。

 お湯は少し熱いがなかなかいい感じの風呂場。しかし、微かにカルキの臭いが漂っている。今はどこへ行っても循環湯なのかな。淋しいな。
 上がってきたら、休憩室はほとんど埋まってきた。まだ10時前なのに。大繁盛ですね。
 湯上がりのお茶とお菓子は美味しかった。やっぱり、風呂上がりは浴衣ですね。休憩室は趣が有っていい。開け放たれた窓からいい風が入ってくる。
 温泉の後は道後の散策。駐車場も満車になっていた。 ちょうど、からくり時計が始まるところだったので、少し待って見てみる。沢山の人が集まっているので、どんな物かと思って見ていると、笑ってしまう。お風呂、坊ちゃんとマドンナなど松山勢揃い。
 なぜか八幡浜でお昼を食べることになった。道後から八幡浜まで移動。ガイドブックに載っていた「あたご」をやっと探して入ってみる。私は味わい定食。海鮮丼、天ぷら、煮物、茶碗蒸し、お新香のセット。まずまずのコストパフォーマンス。相棒はさつま汁定食。このさつま汁は宇和島の郷土料理だと思っていたら、ここ八幡浜にもあったとは思いも寄らなかった。10年間は宇和島まで食べに行ったのでした。
 しかし、淋しい商店街でした。休みの昼間なのに人がほとんどいない。貸店舗やシャッターの閉まっている店が多い。どこでもこのような商店街は寂れていくのかな。10年前と同じ商店街だとは思えなかった。
 揚げたてのジャコテンを買って、内子に向かうために八幡浜を後にする。走っていると時折何とも言えない青い匂い。何の匂いだろう。もしかしたらミカンの花匂い?

内子の町並みにはやっぱり癒された。重要文化財になっている家々。積極的に公開している家と、非公開の家。確かにこれだけ観光客が来ると大変だろう。観光客は何を求めてこの町にやってくるのだろうか。この町で生活をしている人たちはどう思っているのだろうか。
 何の案内もない家の前で手招きされて中に入ってみる。町屋造りの家の奥にはまたまた大きな家。周り廊下が立派であり、総ガラスの廊下。100年にもなるという。波を打っていたガラスが時代を物語っている。
台風も来るだろうに、このガラス一枚で過ごしてきたという。すごい。

 そして、内子から今日の宿泊地河辺村。廃校後が村営の宿泊施設になっているという。地図で見るとそのまま行ける。と道を進むが、いけど、いけど、山道。前から車が来たらすれ違えない。もし来たら、どこまでバックすればいいのだろうか。と思いながら進んでいく。とにかく日が暮れないうちに着きたい。幸いにも、行き交う車はほとんどなく、やっとふるさと公園に着いた。遠かった。

 廃校を利用したこの宿泊施設は村営。元校庭のすみでは、バーベキューをやっていた。いい匂いだ。
 入っていくと、廊下沿いに並んでいたであろう、教室が何個かに分割されている。中は二間続きの和室。10人くらいは寝られそうだ。
 泊まっている人は、さっきのバーベキューのグループと、子供を連れ。バーベキュー組はどうも市町村の健康診断をする人たちのよう。校庭にレントゲン車が泊まっていたが、朝はそれに乗って出かけていった。お風呂は結構広くて、気持ちよかった。


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2日目

3日目
4日目