私がここに立ち寄ったのは糠平湖のアーチ橋探索のときでした。糠平湖から然別湖に向かう途中、たまたま古びた大きめのロッジ風の建物を見つけたのが初めてです。 建物の中に入って、下りぎみのギシギシと音を立てる渡り廊下の突き当たりにお風呂があります。昔ながらの温泉宿っぽいたたずまいですが、風呂場と湯舟はかなり大きく、1人で入っているとちょっぴり寂しいです。湯量はかなり多いです。泉質はわかりませんが無色透明です。入浴料500円。 宿泊したのはそれから2年後でした。夏なのに寒い日が続いていました。すぐ下にある然別湖温泉は有名なので夏は混雑しているので、然別湖がいっぱいだと同じホテル福原であるこの山田温泉を紹介するそうです。いっしょに泊まった方は「いやぁ、あっちがいっぱいだったからここに来たけど、こっちでよかったよ。兄さんもかい?」と聞かれましたが、私は「最初からここに泊まるつもりだったんすよ。あっちはおいらには豪華すぎて・・・」笑われました。 ここの公衆電話は無線電話で、6月からでないと通じませんので宿泊の場合は然別湖ホテル福原へ予約を入れるのですが、6月以降は常連客のみここの電話番号で予約ができます。この電話番号は直接御主人にお会いになって教えてもらってくださいね。 ちなみに夕食はオショロコマの甘露煮などなど。とても美味しいです。
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