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ログハウスに期待していると、かなりの心的ダメージを食らい兼ねない。玄関はショボいとしか言いようがないし、受付には愛想の悪いおじいさんが1人。かなり感じが悪く、2家族で一緒に行った時会計を別に頼んだら、5,6回お願いしたが一向に聞く耳を持たずに、合計の金額を請求された。お土産ブースは狭く、自動販売機の銘柄はほとんどポカリ●エット。
紛らわしいのれん 気を取り直して風呂へ…と思いきや、目の前にあるのは、赤いのれんが1つだけ。私の入るべき男湯は、一体どこにあるのだ? しかし、よく見てみれば「男湯・女湯ともにこの先」と書かれた厚紙が貼ってあるのだが、やっぱり紛らわしい。まぁ、赤色=女という私の固定概念のせいではあるんだけど。 何はともあれ風呂場に入る。服を脱いでカゴに入れる。続いて、貴重品をコインロッカーに入れようとしたら…コインの返却口がない。つまりは「吸い取られちゃう」ってことなのね。トホホ。
さて、まずは内風呂に突入。そこにはL字型の浴槽が1つあるだけ。いきなり拍子抜けしてしまったが、よく見ると1つではない。打たせ湯・寝湯・ジャグジーの3機能が一緒になった、複合機能性の湯船なのだ。これはびっくり。
露天風呂
続いて露天風呂へ。すぐそばに川のせせらぎが聞こえ、目の前には豊かな緑が溢れている。素晴らしい環境だ。風呂も石造りで、湯船の底が透き通って見える。入る前から気持ちよくなってしまう。期待に胸を膨らませて湯船に足を入れる…。 「ぅわ熱ぁっちぃぃぃ――――!!」 思わずお湯から飛び出す。殺す気か!? 内風呂からは想像もつかないような熱さ。温泉卵も簡単に作れそうだ。時間をかけて少しは熱さに慣れたものの、肩までどっぷり浸かるのはちょっと無理。結局、『足湯』として利用するに留まる。景観がいいだけに、かなり残念。まぁ、アツイのがお好きな方にはいいかもしれない。
それでもゆっくり1時間ほど温泉を堪能し、受付で精算をする。今までの共同浴場と同じく、¥450の入湯料で3時間OKかと思っていたら、この料金は1時間でのものだった。入場時間の印字は1時間15分前。さすがに15分の分はおまけしてくれたが、1つの温泉を堪能するのに、1時間ぽっちではいくら何でも時間不足だ。
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