100均はハンドメイドの強力な味方!! いいものを見つけたら、即・買っとかないと、すぐ無くなってしまう。 (そして部屋に物が溢れる羽目に…!)
まあがま口の口金は、わりと長い間、消えずに置いてあるように思う。ロングラン商品。 それでもいろんな色や形があるから、気に入ったものを見つけたらすぐさまキープしておかねば。 で、私は別にがま口が欲しかったわけでは無かった。 なぜなら、既に和風がま口を2個持っていて、しかも使い道が無くてずっと飾ってある有様なのだ。 なのに、更に飾りがま口を増やしてどうする。 しかも、わざわざ口金だけ買わなくても、100均にもかわいいがま口(完成品)がいっぱい売っている。
しかし、買ってしまった。(オイ) なんか作らなきゃという使命感が生まれたというか…。 もう飾っとけばいいじゃない、というか…。
で、口金を購入。 金属部分と、その隙間に押し込む紙紐と、袋部分の型紙と、作り方がセットになっていた。 表袋と内袋を別に作って縫い合わせて、内袋の底部分を開けておいて後で手縫いするタイプだった。 「あきどまり」とか書いてあって「なにそれ?」って思った。作っていくうちに、徐々に理解できていった。 縫う順番が(私にとっては)結構トリッキーで面白かった。 いやホント、パズルやってるみたい。
さて、縫いあがった袋を、紙紐とを、一緒に木工用ボンドを付けながら、口金の隙間にぎゅうぎゅう押し込んで行く。 「がま口ってこうやって作るんだ…!」とびっくりした。わりと力技。重たいもの入れたらすっぽ抜けそう。 端から入れて行くので、うまく中心を合わせるのがちょっと難しかった。 最後に端の部分を、当て布しつつペンチで挟んでぎゅっと閉じる。 なんとか失敗せず形になって一安心。
だが!!
なんということでしょう!!!
まるでおかめみたいな超下膨れな輪郭に!!!!!!Σ(゜ロ゜;)
なんか作ってる時から薄々「これひょっとして何か洋梨みたいな形…?」って感じていたんだけど、「出来上がったらイメージ変わるかも」って思ってたら、イメージ以上の下膨れっぷり…!
これはイカン!!!! これではあんまり愛せない!!!
というわけで、無理やり下に、タックもどきを、緑色の刺繍糸でクロスステッチ風に入れた。 中袋まで貫通してしまわないようにするのが難しかった…orz 玉止めも、なんとか目立たない位置に押し込んだ。 そしたら、全然狙って無かったのに、キノコが放射状に生えてるみたいなデザインに偶然なって、なんか凄い可愛くなってラッキー☆(裏面は全然ダメだけど(^^;)) 柄物はちゃんと柄の見栄えのする位置でカットしないと、出来上がりの印象が全然違って来る事を実感。ケチだからついつい端っこから使っちゃうのよね…。反省。 あと、ちょっとふっくらした感じがなかなかいいわ。
がま口って、やっぱり袋の形が命なので、口金を紙の上に置いて、それで自分の作りたい袋を描いてみるといいんですって。で、それを型紙にして縫いしろを付けるんですって。なるほどね。
がま口の口金には、なぜかストラップを通す感じの穴があるので、前に100均で買ってあった飾り紐風のやつの先に、その辺に転がっていた小さな鈴を付けて、同じく100均で買ったくるみボタンセット(12mm)で作った小さなキノコのくるみボタンを通した。 ↑くるみボタンちょうかわいいし、作るのも簡単で楽しいけど、作るのにボタンの直径の4倍くらいの大きさの丸布が必要なので、モッタイナイ感じがしてなかなか作れない。ああ〜貧乏性〜。
というわけで、なんとか完成〜。 外袋だけ縮めたので、中袋が若干だぼついておりますが(^^;)、どうせ使う事はあんまり無いのでいいや!(オイ) まあまあ可愛くできて、満足(^^)v
|