生活編
☆お風呂の入り方  
☆石けんを使ってます

お風呂の入り方

 だるまになるくらいの熱湯好きで、烏の行水。が私の数年前までの入浴方法。
ゆっくり湯船につかっていることなんて時間がもったいなくて出来ない。冬は身体が冷えているので、何杯もかけ湯をしても、湯船にはいると手足がジーンときて、しばらくは身体も動かせない。見る見る間に皮膚が深く染まって来る。手足の指が伸びる頃には息苦しくなって、出ると、立ちくらみ。血圧が変わるんでしょうね。

 こんなに皮膚が赤く染まっても、お風呂から出ればすぐに寒くなる。だから上がったら、もう何もせずに寝床にはいる。歯もお風呂の中で磨くのでした。
 それが、「ボーっとしようよ養生法」や「冷え取り健康法」を読んで冷えにはやっぱり半身浴。健康にも半身浴と夏でもしっかり半身浴をするようになりました。
 湯船の湯量は胸より下。腕も手も中には入れない。上半身はぬらさないのです。38度から39度の温度の湯。
 あつ湯好きな私が突然38度で半身浴をしても、全然暖まった感じがしないのです。全然物足りない。こりゃ困ったなぁと、42度の湯を徐々に下げていき、一週間ほどで38度にしました。
 半身欲は最低でも時間は20分。私はぼーっとしたり本を読んだりして1時間は入っています。夏は毛穴という毛穴から汗が噴き出してきます。汗は毒出しの一つだというので、、心の中で毒よ出よ、毒よ出よ。と念じていました。
 今は冬でも38度で汗が出るようにまでなりました。最初は肩にタオルなどをかけておきますが、三度目の冬にはそれも要りません。汗が出ると言うことは代謝が良くなったのでしょうか。
 お風呂にはいると足が妙にかゆくなったり、石けんをつけて洗っても、真っ黒な垢がボロボロと出てきて、びっくり。でも、これも毒出しの一つでした。
 そして、お風呂を上がっても身体は芯からホカホカしているので、なかなか寒くならないのです
 烏の行水だった私が30分以上のんびりゆっくりと入らないと、お風呂に入った気になれなくなってきました。
 疲れたときや、体調の悪いときも、ぬるめのお湯にしっかりつかると、疲れも翌日に残らず、体調も回復します。
 ああ、むしゃくしゃする。ああ、疲れた。ああ、なんか不調。そうだお風呂に入ろう。が今の私です。烏の行水だったことが遙か昔のこと。今は最低が1時間。そして時に2時間半。

 
石けんを使っています。我が家の使い方

 家の中から合成洗剤などの撤廃して10年が過ぎました。

 どうしてゴキブリにかけると死ぬんだろう。金魚の水槽に一滴垂らしても死ぬんだろうなぁ。洗濯機で洗濯をすると、どうしていつまでもすすぎ水が透明にならないんだろう。この泡はどこへ行くんだろう。
 と素朴な疑問を持っていたら、友達がAウェイを始めて薦められました。Aウェイの洗濯石けんを溶かした溶液と、自分が使っている合成洗剤のの溶液。時間がたって、Aウェイの方は泡が消えました。そして、もう一方はそのまま。などいろいろと説明を受けて、納得。環境にもいいと言うし、環境をよくする活動もしているという。
 その時はそう言うことか。と思ったのですが、Aウェイで界面活性剤の事を知っていろいろと勉強していくうちに、やっぱりAウェイだって合成洗剤なんだ。環境にいいと言うけど、違うんじゃない。となり、粉石けんにたどり着きました。その薦めてくれた人も石けん愛好者になっています。
 純石けん分99%の石鹸を使っています。私はシャボン玉石けんという会社から通販で買っていますが、最近では町にも出まわってきました。
 この石けんと出会う前は、トイレ、ガラス、風呂場、シャンプー、ボディーシャンプー、食器洗い、ガラス、換気扇、床とそれぞれの洗剤を使い、洗濯洗剤に柔軟仕上げ剤。その上でマジックリンとか、強力何とかという洗剤が有りました。家の中にいったい何本の洗剤容器が有ったことでしょう。
 今では、基本は粉石けんと固形石けん。それとクレンザーでしょうか。これだけで家中の洗い物をしています。そうそう、お酢も重要です。
 今考えれば、コマーシャルに洗脳されていたんですよね。

 台所食器洗いは粉石けんと和布。ガスレンジ、換気扇は粉石けん。お風呂場は粉石けんとクレンザー。身体には固形石けんとクエン酸。窓ガラスはお湯と新聞。トイレは石けんとお酢。洗濯は当然粉石けん。こんな感じで家中、粉石けんと固形石けんです。


 石けんに切り替えるあたり、心得が必要です
 今まで使っていた合成洗剤(シャンプーも含めて)はすべての物に残留しています。だから、石けんを使い始めると、石けんと合成洗剤が闘いを始めます。

 いくら洗っても食器がヌルヌルする。洗髪をすると泡が立たない、指が入らない。櫛が通らない。乾いてもベトベト感がある。などという状態になりますが、使い続けていけば、石けんの勝利で解決します。石けんが勝てば泡もたち、気持ちよくキュッキュッとなります。
 残留している合成洗剤が多ければ多いほど、長期戦になります。髪の芯まで入り込んだシャンプーやコンディショニングはしぶといのです。
 私は髪の毛が乾いても、一本一本にならず、板のように感じていました。それが、泡だって指がすんなり動いたときは「ついに勝った!!」と、驚喜でした。
 食器にしても、いつかは勝つと思うから出来るわけで、これを知らなかったら、あのヌルヌルには負けていたと思います。
 でも、洗っても合成洗剤は食器に残っているわけで、それで食事をするのですから、残留している合成洗剤を食べていたということですよね。
 今では、石けんも使わないのに、キュッキュッです。

台所
 なにが嫌って、換気扇の掃除ですよね。私も昔はそうでした。今は結構楽チンです。
 羽が取れるタイプならば、取り外して水で湿らせて粉石けんを振りかけておく。しばらくして、スポンジなどで軽くこすると、あらら、まぁ。と言うぐらい簡単に油が取れます。粉石けんがしっとりするくらいの湿り気が必要です。細かいところは歯ブラシがいいですね。
 油があまりこびりついていなければ、シンクにビニールを張って石けん水を作ってつけて置いても大丈夫です。濃度については臨機応変ですわ。取れなかったら増やす。って感じでしょうか。
 いくら手荒れはしないと言っても、濃度の高い石けん水や粉そのものを長時間使う場合は、手袋はつけた方がいいです。手の油が無くなってしまいます。
 ガステーブル
 油がこびりついていなければ、布に石けんを少しつけて拭けばいい。
 油が少したまってしまい、茶色くなってしまったら、キッチンペーパータオルなどに、石けん水を染み込ませたものをパックしておく。めくってみて、油が白くなってきたら、またまたスポンジや布でこする。
 受け皿や五徳は換気扇の時と同じ要領。油のこびりつきがひどい場合は、スポンジだけでなく、歯ブラシやステンレスたわし。
 ロースターも同様。油はプクプクとはがれて浮き出てきます。
壁もパックが有効ですね。
 ふき取りはきちんとしてして下さいね。化学洗剤で二度拭きやふき取りが不要と言うことは、やっぱり身体には良くないですよね。

食器

  私も以前は、お茶碗を洗うのに、習慣的に何も考えずにスポンジにシュッシュと合成洗剤をつけていました。洗剤は倍以上に薄めてはいましたけど。
 でも、どうして食器を洗ったあと、手がこんなにもガサツクのだろう。どうしてかゆくなるんだろう。そして、ひび割れ。これが世に言う、主婦湿疹。医者にそう言われたら、そうですか。と何の疑いもなく塗り薬。でも、どうして。どうしてそうなるの?
 合成洗剤と化粧品が世の中から無くなったら皮膚科は飯の食い上げだとか。
ひび割れた所から、中性洗剤が浸透していたと考えると、ぞっとします。
 今は、食器を洗うのは和布のみ。和布は良く落ちます。って、我が家では油料理が少ないのですが、それでも油の場合は、洗う前にボロ布や古い電話帳で食器の油を取り除きます
 切り替え当初は、スポンジと石けんを使っていました。油を使わないご飯茶碗などは石けんは使いません。

 闘いに勝つ前に布の方がいいことに気付いて、しばらくすると薄い油ならば布だけで充分なことがわかり、それ以来石けんはほとんど使っていません。

 臭いが気になるときは、お酢や塩で洗います。茶渋も塩でずいぶん落ちます。
それでも、長らくやっていると、水垢というかお皿の裏などが茶色くなってくるのでその時はクレンザーです。

 布巾も石けんで洗って、環境にも人体にも安心です。

 素焼きの食器は奥の奥まで合成洗剤が浸透しています。そして、避妊薬は合成洗剤と同じ成分なのです。現代は10家族に1家族が不妊に悩んでいるそうです。食器に付いた合成洗剤を食べているということは、口径避妊剤になってしまうのだろうか。
 手の湿疹はその後出ません。ひび割れもしません。肌はツルツルとは行かないけど、冬もハンドクリーム要らずです。

お風呂場洗い
 普段はスポンジに固形石けんをこすりつけて湯船をこする。たまの掃除には粉石けんを溶かした物で、すべてを洗う。洗面器など石けんかすや湯垢などがこびりついてしまった場合は、石けん水につけておく。
 壁などかびが出た場合は、二倍に薄めたお酢を霧吹きに入れて噴霧。お風呂の蓋のぬめりにも有効か。蛇口などもぴかぴかになる。
 ひどい、かびには酸素系漂白剤。
 
からだ洗い
・気付いたら、髪の毛が細くなっていたり、腰が無くなっていた。艶もなくなり地肌が見え隠れしている。歳だから仕方ないのかなぁ。と諦めていませんか。
・染めた訳じゃないのに、子供の髪が茶髪になっていませんか。
・男の人が脳天から剥げてくるのは、コマーシャルのようにトニックシャンプーの原液を振りかけたからじゃないでしょうか。
・首の周りや額にぼつぼつした物が出来ていませんか。背中は大丈夫ですか。
・腕やすねが粉ふきいものように白くなっていませんか。
 こんな現象が起きていたら、お風呂場で使っている物を考えてみましょう。

 

 身体は固形石けんとタオル。
 頭髪は今は、粉石けんのシャンプー。今までは固形石けん頭髪用。リンスにはクエン酸。石けんがアルカリなので酸で中和させるのです。お酢でも大丈夫です。リンスのスは酢だったのです。
 固形石けんは浴用を使っていますが、シャボン玉せっけんさんではいろいろな固形石けんを出しています。
 基本的には一種類の固形石けんでいいのですが、ユーザー希望などもあり商品は開発されています。何が違うかというと、油脂の質が違うようです。
 頭髪は最初は大変でした。石けんが闘いに勝つまで何度止めてしまおうと思ったことか。仲間内で一番最後まで闘っていました、私の髪の毛。
 大事なことは、石けんをつける前に良くお湯をかける。埃や汚れを流し落とすような気持ちで流す。
 洗ったあとは、もうこれでもかって言うぐらいに流す。シャンプーを使っていたときは、泡が消えたり、シャンプーのぬめりが取れたら止めてますが、石けんの場合はそれ以上のすすぎが必要です。3分は流せと言われていますが、さすがに私もそこまではやりませんが、1分は流しています。ロングの人はもっとですね。
 リンスは洗面器の中にクエン酸は10円玉位、お酢はお猪口一杯入れて、半分ほどのお湯で薄めて、頭にかけて、2分ほど置いてからすすいで下さい。
 リンスのあともしっかり流し落として下さいね。10年たった私はリンスを使わなくても、髪はしっとりしてきました。
 冬は純米酒を二倍に水で薄めた物を全身に振りかけています。お酒も酸性でしたよね。確か。全身中和って事でしょうか。当然頭にもかけています。
 

洗濯
 ストッキングをはくと、どうもかゆい。身体もかゆい。静電気が嫌だ。柔軟剤の肌触りが嫌だ。タオルが固い。臭いが嫌だ。袖口の汚れが落ちない。界面活性剤が気になる。蛍光剤が気になる。
 こんな事を感じた人は、粉石けんに変えてみませんか。柔軟剤を使わなくても、タオルやGパンは自然の柔らかさ。静電気は起きない。ストッキングもかゆくならない。
 タオルが固くなる犯人は、実は合成洗剤です。使わなければ柔らかいのです。

 ところが、洗濯機で粉石けんを使うには、洗髪より大変かも知れません。いや大変です
 まずは、洗濯機が合成洗剤に汚染されている。服にも残留している。その闘いも大変です。
 粉石けんや石けんは基本的には、洗濯機のない時代の物です。手洗いには最適なんですね。石けんと洗濯板なんですよね。今時の若者は洗濯板は知らないと言う。

 合成洗剤は、洗濯機が出まわってきたときに、その洗濯機で使いやすくするために開発されたと言ってもいいらしいです。それだけ、洗濯機には合わないと思われています。
 でも、それは合成洗剤と同じように、洗濯物入れて石けん入れてスイッチポン。の場合なんです。逆に言えば、それは出来ないと言うことです
 私の友達は最初に説明したのに、タイマーをかけて洗濯をしてしまい、何度かやっているうちに、溶けなかった粉石けんが固まって、洗濯機は動かなくなりました。修理に来た電気屋さんは粉石けんは使わないで下さい。と言ったそうです。使い方を間違えるとこんな事にもなります。
 それだけ、溶かすのが大変だ言うことですが、アトピーや皮膚に疾患がある人には絶対にお薦めです。私は合成洗剤と皮膚病の関係は深い物だと思います。

洗い方
 とにかく、洗濯機に入れる前に粉石けんをよく溶かす。溶かしてから使うことが大事です。溶かさずに入れれば、固まったままです。
 私の洗い方です。

1.まず、木綿物を下洗いする。3分洗って脱水。水で洗うだけでも汚れはずいぶん落ちるそうです。その間に分量の粉石けんを溶かしておく。
 ボウルに40度ほどのお湯を3分目くらい入れて、粉石けんをいれホッパーでかき混ぜます。手応えが軽くなるまで数十秒回す。そして、置いておく。

2.木綿物の下洗いが終わったら、洗濯物を取り出し、洗濯機は一番最低の水位にし、洗いのみをスイッチオン。
 石けんの入ったボウルにお湯をつぎ足して撹拌。ごみ取りネットを通して洗濯槽に入れる。 そのまま洗濯機を5分ほど回す。
 ここまでの間に、ワイシャツの襟と袖口を固形石けんでなでておく。ストッキングや下着をネットに入れておく。学生の靴下などは、石けん液につけて置いたり、洗濯機に入れる前に固形石けんで少しもんでおくだけで、凄いきれいになります。
3.5分の撹拌が終わったら、適量水位にして2分ほど回す。
4.ここでやっと洗濯物をいれ、洗いのセット、念入りすすぎを選択してスタート。
5.干すのはお日様がある時がベスト。なるべく陽に当てる。陽に当てると白さもまして、日光消毒もできますね。すぐに干さない場合は脱水せずに干す直前に脱水。
 これが私の洗い方ですが、ここまでは出来ない。となれば、とにかく溶かしてから使って下さい。ボウルではなく。ペットボトルで溶かしてもいいですね。

 米糠石けんとか、純石けん分が70%ぐらいのが有りますが、物によっては洗濯機で溶かすだけでも大丈夫の物もあります。とにかく、いろいろ試して自分流でしょうか。

 綿物は下洗いをすることで、汚れが落ちやすくなるし、石けんの吸い方、吐き出し型が違う。すすぎも違うと思うので、私はよっぽどの事がない限り下洗いをしています。
 化繊物は、下洗いの必要は有りません。してはだめです。

 よくすすがないと、しばらく着ないと黄ばんだり、変な石けんの匂いが残ったりします。すすぎの最後にお酢を入れると中和され、黄ばみや臭い防止になります。柔軟剤と同じタイミングでしょうか。
 洗濯物が洗濯機にたまってから、そのままスイッチポンとやっていることを考えたら、本当に面倒です。でも、これで私はかゆみも無くなったし、光線過敏症も緩和されました。
 洗濯物をたたみながらくしゃみも出なくなりました。