電車の寝台列車に使用されているのがこの５８３系です。
１０数年前には本州・九州の各地の寝台列車に充当されていたのですが、夜行バスの進出による寝台列車の削減や列車の客車化、また車両の老朽化などにより、現在では定期列車では夜行急行「きたぐに」で使用されるだけになりました。その他では臨時列車やシュプール号などとして使われています。

　これは特急「はつかり」（盛岡〜青森）に使用されていたものです。この５８３系も多くは塗色が変更されていますが、写真のようなオリジナル塗色もＪＲ東日本に残っているようです。



　また、活躍の場を失った車両の一部は、普通列車用の車両として改造されたものもあります。この４１９系もその一つです。


　実は私はこの車両には寝台車としては乗ったことがないのです。臨時で運転される夜行急行列車「津軽」（上野〜青森）の座席仕様車（寝台にもなる）で乗車しただけです。