伊豆高原へ
NO1 

平成14年4月6日−7日
目的  桜のはずが
宿泊地 伊東市内

 年始に、今年はお花見に行こうとなり、伊豆高原の桜だ。と早々とラフォーレ東京館の予約を入れた私でしたが、まさか3月中に満開になって散ってしまうとは、1月の段階で誰が思っていたのか。
 まぁ、桜が無くてもと、初めて特急踊り子に乗って伊豆半島に行って来ました。

            風景の写真はクリックすると大きくなるのも有ります。

 

 やっぱり晴れだ。横浜駅で義母と義妹と待ち合わせて、いざ伊豆高原へ。特急踊り子号、義妹と「スーパービュー踊り子」じゃないんだよね。いい時間帯には走っていないのよ。

 電車はほぼ満席。そして、車内は行楽の匂い満々。我々も少し早いけど、横浜のデパートで買ってきたお弁当を食べてしまう。 車窓にはやっぱり桜は無い。今日は春霞で富士山もない。残念な車窓だ。
 お弁当も食べ終わって、伊東までは飽きることもなく時間が過ぎて行ったのに、そこから伊豆高原までがなんだかすごく長く感じる。

 やっと伊豆高原に着いて、みんなが歩いている方向へ出ていく。観光案内所で、パンフGET。観光案内の中では、問い合わせに対して、桜は終わりました。と冷たい言葉が飛んでいる。駅の外へ出ると、桜祭りのイベント中。
 しかし、やっぱり桜はどこにもない。桜のトンネルも葉っぱのトンネル。その前に貼られた桜祭りのポスターがきれいなこと、見事。どこへ行ったの桜。いつかはこの本物を見るぅ。来年か。

 とにかく、海岸へ行こう、吊り橋を見ようと歩き出すが、海はどっちだ。
 駅前に周辺の地図がある。その前にいた出店のおじさんに、聞くとなぜが夏みかんをくれた。
どのくらい歩いただろうか、ケーブルカーでお茶が運ばれてくる店や、陶芸教室の前で売っていた焼き物の印などを冷やかしながら歩いたので、そんなに長くあるいた気はしなかった。
 駅から海岸方面へは結構下り坂である。吊り橋の案内が出てきて、桜が咲いていたら、いい景色だったろうと思われる、ハイキングコースに入る。
 松林の中を歩いていくと、なぜか太い木に水道管らしきものが這っている。どこまで続くのか木のてっぺんまで行っているのか、何のために水道管が木に這っているのか。不思議である。
 その先には吊り橋の看板。城ヶ崎の吊り橋より長いらしいが、迫力に欠ける。真下に海が迫っていないせいか。
 橋をゆらしていた若者達が去っていったので、さて写真が撮れるかと思っていたら、いい歳をした奴らが吊り橋をわざとゆらすので、なかなか写真が撮れない。
 春霞がかかっているものの、大島は当然ながら、利島やいろいろと島が見えている。海の色もきれい。桜も散ってしまい、気温が上がって、早春と言うより晩春って気温だが、海の色はまだ早春色。
 海の色は不思議である。必ず季節の色が反映されている。海はいいなぁ。

 桜はすっかり散ってしまって寂しかったけど、八重桜はきれいだ。ツツジやさつきが咲いている。まさか、この時期にツツジが見られるなどとは思って見いなかった。桜は見られなかったけど、他の花が沢山見られてよかったわ。と義母は喜んでくれた。


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