一週間の本断食に挑戦

初日

2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
最終日

11月28日(木)

大島からの日の出6時5分起床
 昨日まではぐっすり眠れたのに、よく眠れなかった。 日の出を見に4人で行く。歩いて5分ほどのところで正面に大島が見えるところに出る。
 やすらぎの里の何人かが見に来ていた。海岸の岩に座ってご来光を待つ。
 その海岸へ降りていく階段は足元が悪く、ヨロヨロしながら降りていく。低血糖なのかフラフラする。
 日の出は6時半。大島あたりに雲がかかってしまい、雲の上から。雲に光の輪が出来てきれいだった。階段を昇るときもまた大変、後ろにひっくり返らないように慎重に昇っていく。なぜか喉が乾いて乾いて仕方ない。そのまま宿に戻る。

7時半から食堂で体操 
 ストーブが暑い。体操は外がいいなぁ。今日は窓は開けたので良かった。野見山先生は寒がりだという。
8時から治療
 野見山先生のマッサージ、干渉波、ローラーマッサージ。干渉波は腰と膝に電気を流し、奥の方の流れをよくするものだという。
 干渉波からローラー台に移るときに立ちくらみ。もう横になっていたからよかったもの立っていたら大変だった。そして、ローラーマッサージが終わって、ゆっくり起きあがったのに、またまたすごい立ちくらみ。思わず横になった。先生曰く、断食中は生姜湯で糖分をとっていたのが無くなって、お粥では糖分が少し足りない。第二の断食反応ですね。とのこと。治療が終わってから、部屋に帰る気力もなく隣のトレーニングルームで少し座って休む
 治療室は地下で、部屋は二階。階段を昇って行くのだが、最後の階段の辛いこと、辛いこと。足が重たい。
朝ご飯10時の朝食
 5分粥になった。豆腐のみそ汁、梅干しが少し大きくなった。これだけいろいろな大きさの梅干しが有ることが不思議。
 それにリンゴと人参のシャーベット付き。シャーベットはリンゴと人参をすり下ろした物を凍らした感じ。甘くは無いが美味しい。
 五分粥もよく噛んで食べる。ごま塩が美味しい。みんなで美味しい美味しいの連発。
 一粒のご飯も残さずに食べる。

ひものや10時40分。自然研究路を散策
 立ちくらみと、身体はだるいが、歩いた方がいいだろう。 やっぱり歩こうと自然研究路を歩くこととする。治療時間の関係で3人で出掛ける。喉がとにかく乾くので、水分はしっかり持った。
 八幡野港まで行き、紹介された干物屋に寄る。いろいろチョイス。地元の魚は少ないらしいが、みんな脂がのって美味しそう。30日にやすらぎの里に届けてもらうことになった。

 週の前半は低気圧の影響で天気も悪く海も荒れていたが、今日はほんとにお散歩日和。動ける時期になって天気が回復して良かった。
 しかし、時折低血糖のせいか、めまいがしたり、立ちくらみがしたり。休みながら歩くが、どこで引き返すか、別れ道がない。前進有るのみ。
 目の前に急な階段が有るとためらってしまうが、三人で励まし合って歩いた。こんな道を昨日ひとりで歩いたというK.Tさん。調子は一番最後までわるかったのに、良く歩いたなぁと、感心。
 田中磯まで歩いて、やっと分かれ道が見つかる。やっと地上に出た。って気持ちだった。
 天気も良いので、他にも仲間が歩いていた。
自然研究路からの海 しばらく歩いて、アンティーク美術館にたどり着く。桜の季節はきれいだろうと思われている道。いい感じ。
 アンティーク美術館でふくろうの置物とピアスを買う。
 ピアスは渋いルビー。さすがアンティークだ。ピアスとイヤリングで三人お揃いになった。
 そして、伊豆高原駅まで行き、ひとりは治療の時間が迫ってきたので、駅からタクシーで帰り、私たちは二人で宿まで歩くこととする。
 3時半に戻る。5時間近くも歩いていたのだ。女三人で楽しい散歩だった。さすがに足が重い。よく歩けた。と、自分で感心。

 部屋で一休みしてから、お風呂にはいる。たったり座ったりすると立ちくらみ。そーっとしなければと思うのは、立ちくらみが起きたあと。

5時 繰体術
 繰体術は本を見ながら自分流でやって来たけど、ずいぶん久しくやっていない。そして、方法はそんなに間違ってはいなかったようだ。
 ヨガにしても繰体術にしても熱しやすく冷めやすい私は気付けばすぐにやらなくなってしまう。細く長く疲れずにやらないと。

全かゆの夕食6時 夕食
 やっと全粥、車麩と豆腐の煮物、ジャガイモの煮物、梅干し大一つ
 おかずが付いていることが嬉しい。ジャガイモの美味しいこと。玄米も美味しい。これだけでおなかが一杯。
 この献立は前回の時は2日目の夜だった。まったく同じなのもおもしろい。
 何を食べても美味しい。ごま塩は少しすってあるようだ。うちのごま塩も五分ずりぐらいにするといいのだろう。

7時から大沢先生による食事の講義
1.主食のご飯は全体の5割にする
 そして、出来れば玄米を食べるのがいい。身体にいいのは、玄米、3分搗き、5分搗き、7分搗き、胚芽米、白米の順番。5分搗き米からなら普通の炊飯器で炊ける。
2.副食の5割は魚、肉、卵で1割、豆で1割、そして残りの3割は野菜海藻。で取る。

3.旬の物、土地の物、丸ごとを食べる。
 地の物を食べるのが一番だが、いまは難しいので自分の住んでいる県、大きく考えれば日本産まで。
 地の物はその土地のエネルギーを持っているし、配送に時間が掛からなければ、変な物も添加されていない。
 沖縄の人が豚肉をよく食べて、長生きしているのは、豚を丸ごと食べるからです。トン足、内臓とすべてを食べる。丸ごと食べるから身体にいいものとなる。丸ごと食べられないものは、なるべく食べないようにする。

4.料理に砂糖、油を使わない。
 煮物にも砂糖を使わず、だしを上手く使う。だしを上手く使えば薄味でも美味しい。
 デザートの甘味にはドライフフルーツを使う。
5.調味料はいいものを使う。
 味噌、醤油などはチキンと醗酵した物を使う。調味料の消費量は大したことはない。高いものを買っても長く使える。だからいいものを買って、美味しい味を食べましょう。本物の調味料は美味しい。
 とにかく、米でも、砂糖でも白くない物を使う。未精製の物を選ぶと言うことが大事です。
 これらの事は、幕内氏の粗食のすすめなどにも書いてあるので私自身は良く知っている事で有ったが、忘れている時が多い。何回も反復していろいろな人から聞くと、また新たな発見が出来る。
 同じ地球の同士である命を奪って、自分の命をつなぐのだから、私の口に入ってくれる食べ物に感謝して生きなければ。
8時50分まで。みんな食べることには真剣である。明日の朝食はうどんだという。楽しみだ。
 渡鬼を布団に入りながら見る。いつのまにやら肌がつるつるしている。お風呂上がりに化粧水もつけていない。お腹を触るとお腹もへこんでる。
 
マイブームTOPへ