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日程 H18.3.11〜19 (7泊9日の旅)

飛行機 エアライン ニュージーランド
飛行機の中

 5回目の海外で初めて日本以外の航空会社の飛行機に乗った。日本語が出来る乗務員や日本人のCAもいるので、大丈夫、とは言われていたけど、心配はある。実際には、そんなに緊張しなくても良かった。片言の英語でも通じる。初日は英語に耳が慣れていなかったが、なんと無くわかる。
 食事はナイフもフォークも金属だったし、お箸も付いてきた。今回も贅沢にもCにアップグレードしてもらったので、楽珍なフライト。 どこぞの旅行会社の団体さんもご一緒。半分が日本人かなぁ。 戻る

 食事は全てが温かくて、美味しかった。軽食は選べなかったのと入れたてコーヒーが妙に薄かったのをのぞけば、JALやANAより全然いい食事だった。
 4月から新しい機材になったのだが、今回は3月だったので古い機材だった。テレビも小さいし、毛布も薄っぺら。ここらは負けてるね。映画も日本語の放送は有ったけど、オンデマンドではなく、一斉放送だから選ぶことも一時停止も出来なかった。スリッパは白くて暗い中でもすぐに見つかって良かったけど。
 H18・3.25日の新聞にCに乗る人が増えていると記載があった。一点豪華主義。ツアーでいっても追加料金でCへ。もうYには戻れないと。我々も滞在費はチープだが…。
  マウントクックで出会った団体ツアーで来たおじさは6泊で38万円だという。トラッキングツアーは追加別料金で、明日は13000円でマウントクックを歩くといっていた。
レンタカー

 クライストチャーチ空港を出国すると漢字で書かれた私たちの名前。レンタカー屋さんのお迎え。日本人スタッフのいる会社だという。 奥さんが日本人でだんなさんがNZ。
  今日は日曜なのでスタッフが休み、自らが来てくれたのだ。その手続きがなんと駐車場。小規模企業は空港には事務所が持てない。と言う。そして、レンタカーはマツダのファミリア。それも日本の駐車保管マークが付いている。そうなんです、日本からの中古車。レンタカーの殆どが日本の中古車だそうで。右ハンドルでそのままだし。走っている車も日本車が多いらしい。13万キロ走っている車だった。ABSの説明も何もかも日本語の車だった。 戻る

ホリデーパーク
 最初は遊園地の事かと思っていました。ホリデーパーク。旅の仕方の違いをここで痛感。
ニュージーランドにはB&B(ブレックファースト&ベッド)の宿は沢山あると事前には聞いていた。だから泊まるところは大丈夫だよ。とも。
 しかし、モーテルの多さはそれ以上。モーテルって言ったって日本での考えでは無いですよ。車で行って泊まれるホテル。と思っていたけど、ここはそれ以上で、だいたいがロッジ風というか、貸別荘というか。長屋タイプから一軒家までいろいろ有るんです。そして、必ずキッチンがあって。

 街道沿いにもモーテルは多くあり、空き室の表示が必ず有る。そして、このホリデーパークというとところが凄い。
 キャンプ、バンガロー、モーターキャンプ、ロッジと宿泊のいろんなタイプが揃っていて、自分の旅に有った所に泊まれる。料金もそれなり。
 景色もいいし、そんなところがそこかしこにあって。写真はワナカ湖のホリデーパークで、キッチンの窓からの景色。お向かいはモーターキャンプ。 戻る

宿
 どこの町にもモーテルがある。数としてもB&Bより有るみたいだ。街道を走っていても見えるので、いい感じだったら入るのもいい。必ず表に【VACANCY】が有るので、NOになっていなければ、空き室が有ると言うこと。
 泊まりたい。といい、料金の事を言えば、殆どのところが部屋を見る?と言う。良ければ泊まるし、気に入らなければ止めればいいのだ。 当然英語の会話なのだが、なんと無くわかる。
 安いところでは50$ほど。ニュージーランドドルは1$80円ぐらい。その金額でも、キッチンもベッドもシャワーもある。
 どこへ行っても、地元のスーパーで買い物をしてホテルで食べることが有る私たちにしてみると、部屋で火が使えるなんて、もう最高です。
 旅先に行ってまでおさんどん。と思う場合もあるけど、今度の旅のはそれが苦にならない。豪華な食事ではなく、買ってきた物にちょっと手を加えただけの食事でも、のんびり気兼ねなく食べられることが煩わしくもなく、何ともいい感じ。キャンプ気分ののんびりした時間が過ごせたのでした。
 住居空間は広く、1LDK、2LDKのわが家より広いところも有って長期滞在をしたい。と思ったり。
キッチンにはIHヒーターやオーブン、電子レンジ、食器や鍋、湯沸かしポット。とにかく全部揃っている。、凄い凄い。日本の貸別荘に行ってもこれだけは揃ってないだろう。って感じ。
 ご飯は作れるとは思ってはいなかったけど、醤油、塩、割り箸にフォークなどは持って行ったのだが、醤油に塩は大正解。味噌と梅干しも持ってくれば良かった。って感じ。まさか、こんなに料理が出来るとは知らなかったから。
 スーパーに行けば日本食材もお米も売っていた。
  ニュージーランドは食料の持ち込みはいろいろ規制は有るが、空港でちゃんと申請すれば、大丈夫。
 手の込んだ物じゃなくて、パスタを買って茹でて、缶詰のソース。野菜の量り売りが何とも重宝だった。地元のスーパーでの買い物は楽しいし。しかし、どこに行っても必ず日本人はいました。
 結局B&Bには一度も泊まらなかった。
 到着日と最後の日だけの宿を日本から予約して、現地5泊は、そのとき、行き当たりばったりの予定だった。私の希望としては連泊だったのだが、まぁいろいろで、連泊は一カ所だけ。でも、いろんなタイプの宿泊が出来ることを知ることが出来て、結果的には良かった。
 週末の遅い時間でなければ、殆どの場合が泊まることが出来そう。いろいろ条件を付けるのなら、早めとか朝に予約した方がいいかもしれないが、一回だけ出掛ける朝に予約したが、他は全部現地に着いてから、部屋を見て決めたのでした。  戻る
 宿の写真
2泊目 3泊目 4泊目 5泊目 6.7泊目 8泊目
トイレ
 ヨーロッパに行くときは、トイレは簡単にはないし、チップがいるんだよ。と教えられた。確かに公衆トイレは観光地にもあまり無く、有っても入りづらい、恐そう。って感じで我慢したことがあった。デパートや駅ですませたり。
 ところが、ニュージーランドのトイレは凄かった。観光地と言うか、殆どの町には公衆トイレが有る。けっこうきれいなのに無料。そして、必ずと言っていいほど、石けんが有る。固形だったり、液体だったり。日本のトイレにも有るけど、消毒薬のような物でなく、ソープが有るんです。そして、温風タオルかペーパータオルが必ず有る。
 その上、見ていると殆どの人が、その石けんで丁寧に手を洗っているのです。日本のように形式的に付いているんじゃ無いのですね。水道も、水だけじゃなくてお湯の出るところも多々あり。 戻る
 生活風景の写真
achaの目
バス・シャワー
 トイレといえばシャワー。一番安いワナカのホリデーパーク以外は、石けんは有った。小さい固形石けん。それが、変な匂いがしないところが言い。ナチュラルソープとなっていた。ここらはエコに徹するところなのか。
 ドイツではバスタブはオプション。フランスで部屋はバスタブがあるのが条件。といったら、不思議な顔をされた。どうもフランスは有るのがデフォルト。で、ニュージーランドはと言うと、バスタブはオプションなのか。泊まった所は全てシャワーのみ。そして、南島ではシャワーとトイレは別の場所だった。
 モーテルはシャワーなのか。一カ所、オマラマで部屋を見せてもらったホテルはバスタブが有った。
 今回はバスタブにはこだわらなかったが、ご覧の通りシャワーヘッドが固定なのは参った。
 自然と共存の道路 
 あとで大きい写真も見てくださいね。これでは分かりづらいと思うのですが、この湖沿いの道路、ガードレールが無いんです。それどころか盛り土もしていない。歩道が無いのは歩く人は殆どいないから分かるけど。ただアスファルトが敷かれている。って感じ何です。これにはびっくり。昔の日本の道路もこれに近かったのか。
 これで、ここが景色が良ければ、ランチタイムだったりティータイムだったり、キャンピングカーが止まっていて、お湯を沸かしてお茶飲んで、ひなたぼっこをする姿があったりするんです。で、この道路100キロで走っていいんです。
 表示がなければ100キロ。舗装はけっこうガタガタなので100キロ走行だと振動も凄いので、高速での走りとはまったく違う雰囲気。

 町と町の間は牧場なのか、荒野なのか。そんな土地が両側に広がり、山々が迫って来たりもする。雄大な風景です。町と町の間には、人っ子ひとりいない。いるのは放し飼い騒然の羊や牛。一応柵や、有刺鉄線が有るのだが、どうしたものか、はみ出している羊さんもいるのだ。出たものの中には戻れないらしい。
  牧場も改良していない自然の草でやっているようだが、所々、青々とした牧草が平らな土地に生えているのは、改良をしたのだろう。余りに広いから改良も大変なんだろう。 それにしても、あの羊たちを集めるのは大変だろう。

 100キロ走行をしていると、80キロの標識。じきに町になる。町に入ると50キロ制限。よほど大きな町でなければ、横断歩道や信号が無い。次の町まで遠ければ、腹ごしらえも必要。まるで西部劇のようだ。一つの町で会うと、次の町でも出会ったりする。レンタカーで廻っている外人や日本人はけっこういた。
 ニュージーランドにはトンネルが無いと聞いてきたけど、トンネルどころか峠道に行かなければガードレールもない。盛り土もしてない。橋げたも無い。
 日本だったら、どうやったら最短距離で道路を造るか、どこに高速を走らすか。ってところが、延々に一般道。その上、山の谷間とか山裾を這うように道路を造っている。谷間が無ければ、峠。延々に上り下る。飛行機から見たら、川の流れのように道路が山の間を通っていた。

 直線距離で数キロの所を何キロのなるんだろう。よくもここを見つけたなぁ、て感じで道路がある。道は造ったって感じではない。道になりそうな所をならして道路にした。絶対に日本ならばここには橋げたをかけて、トンネルを造る。
 それがないのだ。街灯もない。夜は真っ暗だろう。盛り土も囲いも無いから、動物たちは道路を横断し放題。悲しいことに、交通事故死が多発。いい毛皮が横たわっています。
  高速道路で寸断されて、動物たちが行き交うことが出来なくて、動物のトンネルを作る、って日本の話し。人間じゃないから、だれだそのトンネルが自分たちも物と判断するのか。と思ったけど。戻る

 

 観光の仕方も、食べ物も。何とも私たち向け。人々は親切だったし。昔の日本のようかな。私はとても気に入ってしまった。
チャンスが有れば長期滞在をしてみたい。と本気で思っている。

 この国に行った人聞くと、100%と言っていいほどの人が良かったよ。また行きたいという。私もそう思う。何はそんなに魅力的なのかは、説明は出来ないけど。
観光の写真 
[2日目][3日目][4日目][5日目][6日目][7日目][8日目]
 
体調もよく楽しい9日間、満足な旅でした。
 写真メインでやれば、すぐに作れる。と思ったのは浅はか。何と半年も過ぎていく。ちょっと新しい事に挑戦をしてしまったので、リンクが切れたり、ファイル名がダブったりで何度も何度も、アルバムを作り直して、凄く時間がかかってしまった。
 その上、長い間に作ったので、写真がダブっていたり。もう作ってしまったから、仕方ない。って感じです。

 次の海外に出るまでには、完成させたい。の願いは何とか叶った。
 
最後までお付き合いくださりありがとうございました。

 H18.9.16

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