平成14年10月12日−16日
    目的  厚岸の牡蠣とニセコのとほ宿
    宿泊地 厚岸、釧路
ニセコ

ニ セ コ  No4
10月15日
NO12 4日目

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四季をまたいだ花 宿に帰ってくると雨は本降りになってきた。ここの玄関にも四季をまたいだ花々が咲いていた。
 まだ夕食には早い。おかあさんと二人で雨を見ながらお茶を飲む。またまた私の夢の話だが、夢や、やりたいことは沢山あるけど、本当に実現するのかどうかはわからない。と言うと、口に出して言うことは、夢への現実の一歩よ。周りの人に言うことで、話は舞い込んでくるものよ。と言われた。確かにそうかも知れない。と納得。
 どこかの地域に移り住むことは、そこの地域に受け入れられなければならない。と思っていたが、変に力を入れるより、自然体で生きた方が良さそうだ。
 夕食は酢豚を中心に今夜も沢山の小鉢。ゆり根が食べられたり、春の山菜が沢山出てくるのは、地下の冷凍庫に沢山保存されていたあれで有る。具だくさんのみそ汁といい、おかあさんの食に対する配慮を感じる。
 今夜は、アンヌプリ温泉に連れていってもらう。ここは源泉掛け流しの湯。北海道でも源泉掛け流しの湯は2%しか無いという。最近は、循環の湯でいろいろな事件が起きているので、今までかけ流しが何であるかも知らなかった人たちも、妙に反応する、かけ流しである。
 昔は温泉といえばかけ流しが当たり前で、湯船からはもったいないように湯があふれ出ていたものだ。私が初めてあふれ出ない温泉に出会ったのはいつだったか。
 旅館のお風呂なのにロッカーしかないのには違和感を感じる。まるで日帰り温泉のようだ。
 泊まっている人は籠とか棚の方が脱ぎ着はしやすいと思う。おまけにロッカーは有料である。私たちは何も持っていなかったので、カギはかけなかった。
 脱衣室にトイレが無いのも不親切だ。床もPタイルでベトベトする。湯上がりマットぐらいあればいいのに。内湯の蛍光灯が切れていたり、切れかかっていたり、わざとうらぶれた雰囲気を出しているとしか思えない。2時間ごとに点検に来ているようだが、何を点検しているのか。
 内湯の湯船は茶色くなっている。温泉成分が固まっているのだ。久しぶりにこんな湯船を見る。なんだか嬉しくなる。暖まっていない身体にはすきま風が寒かったが、すぐに身体も暖まってくる。
 渡り廊下の先には露天風呂。露天風呂は広い。真ん中に東屋が有るので雨宿りにはなるが、湯の温度が熱いので雨がシャワー変わりになって気持ちがいい。しかし、これで外来入浴700円は高いか。
ここ